いつも高商スタジオをご利用いただき、ありがとうございます!
皆さまこんにちは、スタジオ事業部のK村でございます。
都内や埼玉・神奈川にスタジオを展開しております高商スタジオ。
その本部「高商ビル」があるのは、新宿3丁目です。
この界隈には、新宿2丁目マンション・オフィス・屋上スタジオ、新宿3丁目オフィス・屋上スタジオなど、高商スタジオの拠点がいくつもあります。
そして実は、高商ビルそのものもスタジオとしてご利用いただけるんです。
地下、1F、4F、5F、そして屋上まで。なかなかの“撮れるビル”でございます。
そんな高商ビルの周辺を歩いていると、日常の風景の中に、どこか「撮影の街」らしさを感じます。
今日もロケバスが停まり、機材車が行き交い、撮影スタッフや演者さんが慌ただしく歩いています。
「いったい何を撮っているんだろう?」
そんな想像をしながら街を歩けるのも、ここ新宿3丁目ならではの楽しみ方。

高商ビル1Fや外観が使用された公開中の映画『地上げ屋』の撮影風景。 片岡修二監督、俳優の城明男さん、スタッフのみなさん。
というわけで今回は、そんな風景も散らばる新宿3丁目に、実は7つもある映画館についてを、映画館そのものの魅力だけでなく、ちょっとした歴史も交えながらご紹介してみたいと思います。
新宿バルト9
~都内最高峰の立体音響を楽しめる劇場~

まずは、新宿の映画館といえばここ。
ところで「バルト(Wald)」って、何のことかご存じでしょうか?
ドイツ語で「森」を意味する言葉なのだそうです。
新宿バルト9の前身は、2004年に閉館した「新宿東映」と「新宿東映パラス」が入っていた
新宿東映会館。
かつての新宿東映といえば、今ではなかなか味わえない、あの急勾配の客席!
「ああ、あの劇場ね」と、懐かしく思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バルト9の大きな特徴のひとつが、深夜まで映画を楽しめること。
深夜2時、3時台にも上映があるため、フリーランスの方や夜のお仕事をされている方、学生さんなどにも人気の劇場です。
さらに、ここでしか手に入らないオリジナルグッズや、映画・アニメとコラボしたフードメニューなども充実。
アニメファンにとっては、まさに“聖地”のひとつと言ってもいいでしょう。
バルト9が入る新宿マルイ アネックスにも、アニメや特撮を愛する人たちを歓迎するショップが数多く集まっています。
そして何より、バルト9といえば音響。
場内の音が前後左右、さらには頭上まで含めた3次元空間を縦横無尽に動き回り、まるでスクリーンの中へ放り込まれたような臨場感を味わえるDolby Cinema®(ドルビーシネマ)のある劇場。
私はこの春、福山雅治さんの
『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』を観たのですが……
これがもう、完全にライブ会場。
「映画を観ている」という感覚を飛び越えて、「いま、そこにいる」という感覚になりました。
映画館の音響、恐るべし。ぜひ体験してみてください

この先にDolby Cinema®が待ち構えています。
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新宿ピカデリー
~寅ちゃんと釣りバカを2本立てで観られた劇場~

現在の新宿ピカデリーの前身は「新宿松竹会館」。
1980年代の終わりから1990年代の初め頃には、1Fに映画のVHSソフトやグッズを扱うショップがあり、上の階にはボウリング場もあるという、まさにエンターテインメントビルでした。
さらに大昔には、演芸場まであったそうです。
1991年までは、邦画を中心に上映していた「新宿松竹」と、洋画を上映していた「新宿ピカデリー」が並び立っていました。
そして私には、この劇場について忘れられない思い出があります。
まだ『男はつらいよ』が上映されていた頃。
タレントのビートたけしさんがラジオで「初めて映画監督をやることになった」と
話していたのを聞いた中学生の私は、静岡からわざわざ新宿へ。
舞台挨拶付きの初日を狙って、新宿松竹へ映画を観に来たのです。
そのとき、場内で変装した、どう見ても俳優さんと思しき人物を発見。
それがなんと、渥美清さんでした。
今でも鮮明に記憶に残っている思い出です。
そんな歴史を持つ新宿ピカデリーも、現在では白を基調とした、美しき映画館へ。
そして、新宿ピカデリーで忘れてはいけないのが「プラチナシート」。
イタリア製の高級ソファに身を沈めながら、圧倒的なプライベート感の中で映画を楽しめます。
映画館なのに、ちょっとしたホテルのラウンジのよう。
たまには、こういう贅沢もいいですよね🌟

アニメ映画『最終楽章 響け!ユーフォニアム』後編の主要メンバーの スタンディパネル。毎回、場内の展示が楽しみです。
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シネマート新宿
~マニアのままでいられる劇場~

1962年(昭和37年)。
この場所には、現在観ても面白い・刺激的な非商業主義的作品を数多く生み出した、
いわゆるATG(アート・シアター・ギルド)映画の専門封切館「アートシアター新宿文化」がありました。
そんな歴史を受け継ぐ場所にあるのが、シネマート新宿です。
韓流映画ブームをきっかけに、その守備範囲をさらに広げ、現在ではアジアの娯楽作品をはじめ、
かなりマニアックなホラー、SF、アクション作品まで幅広く上映。
そして、映画館そのものが楽しい。
作品にちなんだオリジナルのフードやドリンク、Tシャツなどのグッズ販売も充実していて、
「その映画を観た」という記憶を、映画館の外まで持ち帰らせてくれます。
近年、私がしびれたのは『恐怖の報酬』、『赤い風船 4K』、『ジャグラー ニューヨーク25時 4K修復版』など。
「よくぞ、この作品を上映してくれました!」
と思わず言いたくなる作品に出会えるのも、シネマート新宿の魅力です。
さらに、ミニシアターとは思えないほど入場者特典が豪華なことも。
私は松本大洋さんデザインのオリジナルトートバッグをいただいたことがあります。
映画を観に来たはずなのに、帰りにはグッズまで抱えている。
そんな、ちょっと夢のような映画館なのです。

映画を観る前に、毎回違う作品テーマに沿った、素晴らしい展示が 目に飛び込んできます。テンションはもう上がらざるを得ません💦
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kino cinema新宿
~木下社長の映画愛にあふれた劇場~

シネマート新宿と同じ新宿文化ビルにあるkino cinema新宿。
新宿3丁目の7つの映画館の中では、もっとも新しい劇場です。
そして、とにかく美しい。
館内の雰囲気からスタッフの方々の対応まで、随所に「映画を観に来た人に、気持ちよく
過ごしてほしい」という思いが感じられます。
木下グループ傘下の株式会社kinocinémaが運営する映画館ブランドで、東京23区内では
初めての出店。自社配給会社「キノフィルムズ」の作品はもちろん、世界各国のミニシアター系
作品、インディーズ作品、ファミリー向け作品まで、幅広い映画を上映しています。
ここで嬉しいのが、
「見逃していた映画に、もう一度出会える」こと。
映画好きなら、一度や二度はありますよね。
「ああ、あれ観たかったのに!」
そんな作品が、ふと上映されている劇場。
近くの歌舞伎町も登場した映画『愚か者の身分』は、私にとって忘れられない一本になりました。
新しい映画館ですが、これからきっと「この劇場で観た一本」がたくさん生まれていくのだと思います。

独自のサービス満載!お酒も各種ご用意で、さぁ鑑賞準備OK。
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テアトル新宿
~やっぱり、ここはカッコいい~

1957年(昭和32年)の開業以来、多くの映画ファンに愛され続けてきた、邦画専門の老舗ミニシアター。
それがテアトル新宿です。
レイトショーやオールナイト上映が人気なのはもちろん、監督や出演者による舞台挨拶、ライブ演奏付き上映など、映画館そのものをイベント空間にしてしまうような企画も頻繁に行われています。
そして何より、ここ(テアトル新宿)はカッコいい。
「映画を観る場所」というだけではなく、「映画が好きな人が集まる場所」という空気があるんです。
私自身、テアトル新宿で心を掴まれた作品は数え切れません。
『HANA-BI』
『この世界の片隅に』
『愛がなんだ』
『福田村事件』
映画を観終わって劇場を出たあとも、しばらく作品の世界から戻ってこられない。
そんな映画との出会いを、何度もくれた劇場なんです。

新宿のご当地名物「内藤とうがらし」を使用した絶品ポップコーンは 映画にもお酒にも合います!

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K’s cinema
~ヤクザが泣いた劇場跡~

K’s cinemaが建つ場所には、2002年2月まで、ヤクザ・任侠映画専門の伝説的な名画座「新宿昭和館」がありました。
現在も建物名は「SHOWAKAN-BLD.」。
映画館の名前だけでなく、場所そのものに映画史の記憶が残っています。
そんな歴史を持つ場所に、現在はインディーズ映画の聖地ともいえるK’s cinemaがあります。
2018年には、のちに社会現象となった上田慎一郎監督の映画『カメラを止めるな!』が、ここで最初に劇場公開されました。
そこから作品が口コミで広がり、やがて全国へ。
映画史というのは、時としてこんなふうに、小さな映画館から動き始めることがあります。
舞台挨拶やイベントも多く、ドキュメンタリー映画をはじめ、政治・宗教・差別など、
社会のさまざまなテーマに踏み込んだ攻めたインディーズ作品にも出会える貴重な劇場。
大きな映画館では出会えない作品を探している方には、ぜひ一度訪れてほしい場所です。

場内にさりげなく展示されている伝説の映画館「新宿昭和館」の在りし日の風景
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新宿武蔵野館
~映画史を背負う劇場~

最後は、新宿武蔵野館。
実はここ、すごいんです。
現存する東京都内最古の映画館。
大正9年、1920年6月30日に開館しました。
関東大震災と第二次世界大戦を乗り越えて、100年以上にわたって映画を上映し続けてきた
奇跡の劇場。
それだけでも十分にすごいのですが、新宿武蔵野館の歴史は、日本の映画館の歴史そのものとも言えるほどです。
1929年(昭和4年)には、日本国内の常設映画館として初めて、映像と音声が同期する
「トーキー映画」を上映。
さらに、日本で初めての本格的な日本語字幕、いわゆるスーパーインポーズ版を導入したのも武蔵野館だったとされています。
私たちがいま当たり前のように楽しんでいる「音のある映画」や「字幕付きの洋画」。
その歴史の一端を、この映画館が担っていたわけです。
現在も、メジャー作品だけではなく、ここでしか出会えないような優れたインディーズ作品や海外映画を数多く上映。
そして、映画そのものだけでなく、映画館に足を運ぶ時間そのものを楽しませてくれるのも武蔵野館の魅力です。
広々としたロビー。
作品に合わせて工夫されたディスプレイ。綺麗に改装されたトイレ。
清潔感のある館内。
映画好きはもちろん、女性のお客さまからも長く愛されている理由がよく分かります。
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映画を「観る街」から、映画が「生まれる街」へ
こうして7つの映画館を並べてみると、新宿3丁目という街が、なんだか少し違って見えてきませんか?
100年以上の歴史を持つ武蔵野館。
昭和から続くテアトル新宿。
新宿昭和館の記憶を残すK’s cinema。
ATG映画の時代から映画文化を受け継ぐシネマート新宿。
そして、新しい感性で映画を届けるkino cinema新宿や、新宿ピカデリー、新宿バルト9。
それぞれの劇場に、それぞれの歴史があり、それぞれの映画ファンがいます。
そして、そのすぐ近くでは今日も撮影が行われています。
ロケバスが停まり、機材車が並び、スタッフが走る。
俳優部のみなさん、芸人さんたち、モデルさんや声優さんたちも行き交います。
もしかしたら、今まさに高商スタジオで撮影している作品が、この街の映画館のスクリーンに映る日が来るかもしれません。
撮る人。
作る人。
観る人。
そのすべてが同じ街を行き交う、新宿3丁目。
そう考えると、いつもの街角が少しだけ映画的に見えてきます。
次に新宿3丁目を歩くときは、ぜひ映画館にも目を向けてみてください。
映画の街には、映画館の数だけ物語があります。
そして、その物語のすぐそばに、私たち高商スタジオもあります。
この続きはまた次回。
それでは皆さま、よき1日を⛅
新宿3丁目周辺スタジオのご紹介
新宿2丁目屋上スタジオ
高商スタジオで撮りたいMV・映画・ドラマの現場といえばここ。
ダンスも可能・多くのモデルさん、カメラマンさんたちにも好まれる広さで、
夏には神宮外苑の花火も観られます💃✨
飛行申請書を提出いただければドローン撮影も可能、
夜景を背景とした舞台としても人気の屋上です。

新宿3丁目オフィススタジオ
MV・ドラマ・映画・ムービーでもスチールでも大人気の高商を代表するスタジオです!
コンパクトながら、オフィスと屋上が同時に使用可能なんです🙆♀️

高商ビル4Fオフィススタジオ
普段はスタジオメンバーたちの職場なのですが、日程を決めて頂ければスタジオ化します。
映画・ドラマ・MVと幅広くご利用いただいています。
※5F&屋上・地下スタジオもご利用可能です。

弊社ロケハンは1回1時間、2回まで無料でご案内しております!(一部スタジオを除く)
撮影をご検討の方は、お気軽にお問い合わせくださいませ💖
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【高商スタジオ】
TEL:03-3356-0067 (10:00~19:00)
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